■日本の夏祭

日本には数多くの夏祭があります。中でも、8月の旧盆の時期をはさんで盂蘭盆会(うらぼんえ)の頃には、全国各地、町内に至るまで、さまざまな祭礼行事やお祭りが行われます。元来の夏のお祭りは、豊作を祈って各地の神社で田植祭が行われ,また病災を免れようとする夏越(なごし)の祓(はらい)が行われるものです。そして盂蘭盆会の頃には、祖先の霊を慰める魂祭(たままつり)も盆行事として、死者を弔うことを目的とする祭事です。しかし現在では、カラオケショーなどイベント色が強くなっている傾向です。しかし、私達、日本人にとっては重要なイベントです。

夏祭りの歴史は古く、平安時代に遡ります。無病息災、鎮魂の願いを込めて祭りを始めたのがきっかけだと言われております。もう一つの意味であるのが、先祖を祭る行事。この先祖を祭る行事は、大きなもので、盆と正月と言われます。正月が厳かに行われるのに対し、盆は踊ったり華やかに祭りを行います。また鎮魂儀礼は華やかに、盛大に行うことで、より大きな力が得られるという考えもあるため、踊りや山車など盛大に行われます。鎮魂儀礼の大半が仏教と密接な関係で行われるため、神社でのお祭りも多く行われます。そういった日本全国で行われている、様々なお祭りを紹介したいと思います。